豪雨の跡…また進む…

キカラ

2012年07月16日 10:06

やっと雨が止みました。

昨日は日差しが痛いくらいの晴天でした。

この連休は父ちゃんも休みで予定では人参作付け準備で畑を耕すつもりでした。
まだ報告していませんでしたが、実は7月上旬に一の宮の方で人参栽培の為に新たに畑二反を賃貸契約しまた。

村内で借りているのは田んぼだった所で畑にするには少し時間をかけなくてはなりません。

冬人参を流通する…という研修先のオーナーさんのお話があり、私達も頑張ってみたいと思っていました。
もう、ギリギリのタイムアウトが近づいている所でしたが、ご縁で倉庫付きの畑を借りる事ができたのです。

この連休で人参種まき1ヶ月前…畑準備が出来ればなんとか間に合う予定でした。

昨日まず、村で借りてる田んぼが気になって通行止めの先に入りました。

写真はTさんの田んぼ。
奥から田んぼではありませんよ、手前から稲は植えてありました。
道を挟んだ段々の田んぼから土砂が流れてきてしまいました。
Tさんは無農薬で米を栽培していました。
私達が除草しているように手作業で草をとって大切に育てていました。

現場を目のあたりにして本当にショックでした。

道を挟んだ段々の田んぼは私達が借りたTさんの田んぼでもあるのです。

その田んぼにも上の田んぼから土砂が流れて来ていました。

今年はお借りした時点で田植えは間に合わなかったので畑で借りるつもりでした。雨続きで作物を植えれなかった事が不幸中の幸いだったのです。

その後一の宮まで普段は30分で着くのを約二時間かかり畑を見に行きました。

畑に側溝の水が入ったようでしたが、水も引いていて大丈夫でした。
とりあえず一安心したものの…

普段畑の場所に来るまでの道が復旧まで見通しがたたない状況でまた、畑に施肥する有機肥料を買いに行く道も寸断されてしまいました。
タイムアウトだったこの連休に作業ができない…という事は計画をゼロに戻すという事です。

でも私達に大きな被害が出たわけではありません。

それだけでも運が良かったと思うのです。

もう一度…農業のやり方、残り少ない子供達との時間の持ち方、生き方、自然環境について等々考えてみたいと思います。

全ての事は意味がある…

そう思うのです。